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南海トラフ地震に備えて~これからの注文住宅は免震対策を~

2025.5.7

大阪の耐震注文住宅・SE構法の株式会社ネルフです。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。近い将来、高い確率で発生すると言われている南海トラフ巨大地震。政府の地震調査委員会によると、南海トラフ沿いでマグニチュード(M)8~9級の地震が30年以内に起こる確率について、これまでの「70~80%」を「80%程度」に引き上げました。日本に住む私たちにとって決して他人事ではありません。特に、家は私たちの生活の基盤となる場所。大地震が発生した際に、家がどれだけの揺れに耐えられるかは、命を守る上で極めて重要な要素となります。

 

これまでの耐震基準は、建物が倒壊しないようにする「耐震」構造が主流でした。しかし、近年では揺れそのものを軽減する「免震」構造が注目されています。免震構造とは、建物と地盤の間に特殊な装置を設置し、地震の揺れを建物に直接伝えにくくする仕組みです。これにより、建物の揺れを大幅に抑え、家具の転倒や建物内部の損傷を最小限にとどめることができます。

 

さらに、地震に強い住宅構造として注目されているのが「SE構法」です。SE構法は、強度の高い集成材と特殊な金物を使用し、柱や梁をしっかりと接合することで、木造住宅でありながら高い耐震性を実現します。この構法では、一般的な木造住宅よりも広い空間設計が可能でありながら、地震時の揺れに強く、安心して暮らせる住まいを提供してくれます。大空間を確保しながらも高い耐震性を備えているため、デザインの自由度と安全性の両方を求める方には最適な選択肢となるでしょう。

 

 

特に注文住宅を検討している方にとって、免震対策やSE構法を取り入れることは今後の大きな安心材料となるでしょう。免震装置の設置にはコストがかかりますが、命や財産を守るという観点から見れば、十分に価値のある投資です。また、最近ではコストを抑えた「制震」技術も登場し、さまざまな選択肢が増えています。

 

家づくりは一生に一度の大きな決断。南海トラフ地震が現実となったときに、後悔しないためにも、今のうちから免震・制震対策やSE構法を検討し、安全で安心な住まいを築いていきましょう。一度、株式会社ネルフへご相談ください。

 

株式会社ネルフ
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